“沓下”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くつした85.7%
ストッキング14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或る者は長靴を脱いでさかさまにして、一杯たまった砂や泥水を吐かせたり、沓下くつしたを脱いで白くふやけた自分の足をつめたりしている。
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
人通りが馬鹿に多いけれど、パンツも沓下くつしたもステテコもなかなか売れそうにもない。オッカサンは下谷までお使い。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
『春の海辺を歩き度いわ。靴も沓下ストッキングもぬいで、裸足で砂を踏んで歩くの。楽しかあない?』
四月馬鹿 (新字新仮名) / 渡辺温(著)