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江山
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こうざん
ふりがな文庫
“
江山
(
こうざん
)” の例文
蹉跌
(
さてつ
)
彼において何かあらん、彼は
蜻蜓州
(
せいていしゅう
)
の頭尾を踏み破りて、
満目
(
まんもく
)
の
江山
(
こうざん
)
にその
磊塊
(
らいかい
)
の気を養えり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
「
江山
(
こうざん
)
洵美
(
じゅんび
)
是
(
これ
)
吾郷
(
わがきょう
)
」〔
大槻盤渓
(
おおつきばんけい
)
〕と、
身世
(
しんせい
)
誰か吾郷の洵美を謂はざる者ある、青ヶ島や、南洋
浩渺
(
こうびょう
)
の間なる一頃の噴火島、爆然轟裂、火光煽々、天日を焼き、石を降らし、灰を散じ
それからそれ:書斎山岳文断片
(新字新仮名)
/
宇野浩二
(著)
折ふし、
春靄
(
しゅんあい
)
の
江山
(
こうざん
)
江水
(
こうすい
)
は、絵のようだった。そして時々耳には
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
江山
(
こうざん
)
の晴れわたりたる
幟
(
のぼり
)
かな
六百句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
ただ一時応変の
彌縫策
(
びほうさく
)
に過ぎず。みすみすかくの如き
江山
(
こうざん
)
挙げて人に附するぞ口惜しけれ。越えて寛政十年露船
蝦夷
(
えぞ
)
に到り、文化元年露国使節レザノット長崎に来り、
互市
(
ごし
)
を請う、許さず。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
▼ もっと見る
「ああ、天下第一の
江山
(
こうざん
)
」と嘆賞した。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
欄干に
江山
(
こうざん
)
低し
蚤
(
のみ
)
ふるふ
五百五十句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
草餅をつまみ
江山
(
こうざん
)
遥
(
はるか
)
なり
五百五十句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
“江山(江山市)”の解説
江山市(こうざん-し)は中華人民共和国浙江省の衢州市に位置する県級市。市内の江郎山は丹霞地形の印象的な山並で、古くから名山として知られ、世界遺産の「中国丹霞」にも含まれている。
(出典:Wikipedia)
江
常用漢字
中学
部首:⽔
6画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“江山”で始まる語句
江山風月