“汗臭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あせくさ71.4%
あせくそ14.3%
かんしゅう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勢いよく二三十間突いておいて、ひょいと腰をかける。汗臭あせくさ浅黄色あさぎいろ股引ももひき背広せびろすそさわるので気味が悪い事がある。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
貴僧あなた、おそばに居て汗臭あせくそうはござんせぬかい、とんだ暑がりなんでございますから、こうやっておりましてもこんなでございますよ。)
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
市場区ペタアはいま、あらゆる東洋的な土器と石器と竹器と、平和と柔順と汗臭かんしゅうとの楽しい交歓場よろこびのにわでしかありませんし、むかしの「奴隷島」では、馬来マライ人の家族とあふがん族の家庭が
ヤトラカン・サミ博士の椅子 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)