水車小屋すいしゃごや)” の例文
かれらは、いろいろのむらとおりました。水車小屋すいしゃごやがあって、そこに、ギイコトン、ギイコトンといって、こめをついているところもありました。
けしの圃 (新字新仮名) / 小川未明(著)
こうして、箱は王さまのみやこから二マイルほどはなれている水車小屋すいしゃごやのところまでながれていって、そこのせきにひっかかって、とまりました。
燕作がかえってくるのを待伏まちぶせる計略か、蛾次郎はギョロッとすごい目をして水車小屋すいしゃごやの裏へかくれこんだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そのロバは、長い年月のあいだ、しんぼう強く、背中せなかにふくろをしょっては、水車小屋すいしゃごやまではこんでいました。
ところが、その水車小屋すいしゃごやには、一昨日おとといからひとりの男がりこんでいた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あるひどいあらしのとき、王さまがこの水車小屋すいしゃごやにたちよったことがありました。王さまは粉ひきの夫婦にむかって、この大きな子どもはおまえたちの子どもか、とたずねました。