“水垂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みずたり50.0%
みづたれ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江戸ッ児をその鼻の先にかけているのですが、もし、勝海舟や栗本鋤雲くりもとじょうんあたりを江戸ッ児のすいなるものとすれば、この水垂みずたりのげん公の如きは、下等な江戸ッ児の見本でしょう。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「あれ……あれは水垂みずたりのげん公様じゃねえか」
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
水垂みづたれの岩のはざまを垂る水の蕭々せう/\として真昼なりけり
雲母集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)