“水光”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すいこう50.0%
みづひかり25.0%
すずびか25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この有名な句でもこれを「白露江はくろえに横たわり水光すいこう天に接す」というシナ人の文句と比べると俳諧というものの要訣ようけつ明瞭めいりょうに指摘される。
俳諧の本質的概論 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
傾きつつ太木ふときしげれるきりぎしのそのしたのべの水光みづひかり見む
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
それにつれて、加茂川にかかっている橋が、その白々しらじらとした水光すずびかりの上に、いつか暗く浮き上がって来た。
偸盗 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)