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気風
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きっぷ
ふりがな文庫
“
気風
(
きっぷ
)” の例文
旧字:
氣風
本来、
捌
(
さば
)
けた
気風
(
きっぷ
)
を持っていたお雪ちゃんは、長浜へ近く、ようやく人の眼と口とに慣らされてくると、もう全く度胸が据ってしまいました。
大菩薩峠:38 農奴の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
庄兵衛は
気風
(
きっぷ
)
も良し金も切れ、おまけに徳性で子分の面倒をよく見てやったから、百人あまりの身内も出来て押しも押されぬ顔役になっていたが、早くから
無頼は討たず
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
本当の親の周助は、隣に住んでいる魚屋の伝吉の男前と
気風
(
きっぷ
)
に惚れて、お澪を伝吉にやる気になっている。腹の底からの切支丹の周助が、娘を旗本へ妾奉公に出すのを
銭形平次捕物控:095 南蛮仏
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
だが、お鯉さんは好い
気風
(
きっぷ
)
でしてね。馬鹿だなんていう奴がドサの慾張りなんですよ。
一世お鯉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高