気懸きがかり)” の例文
旧字:氣懸
気懸きがかりなのはこればかり。若干いくらか、おあしにするだろう、と眼光きょのごとく、賭物かけものの天丼を照らした意気のさかんなるに似ず、いいかけて早や物思う。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「飼主が戸外おもてに居たと見えるよ、犬を内へ入れたのは何だか気懸きがかりではないかい。」「はい、気味が悪うございますねえ。」
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)