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気仙沼
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けせんぬま
ふりがな文庫
“
気仙沼
(
けせんぬま
)” の例文
倉持は空腹を感じていたので、料理と酒を
註文
(
ちゅうもん
)
し、今母のいた部屋で、
気仙沼
(
けせんぬま
)
の
烏賊
(
いか
)
の刺身で
呑
(
の
)
みはじめ、銀子も
怏々
(
くさくさ
)
するので呑んだ。
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
たとえば東北では仙台・
気仙沼
(
けせんぬま
)
など、西では
近江
(
おうみ
)
の
彦根
(
ひこね
)
でも、また京や大阪のちっとも鼹鼠などはいない大都市でも、やはり小児が町中を押しあるいて
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「これはこのたび奥州
気仙沼
(
けせんぬま
)
は何とか何兵衛の女房お何が生み落しましたる血塊童子でござい。
代
(
だい
)
は見てのお戻り、しゃい、いらっしゃい。カチカチイ。」
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
気仙沼
(
けせんぬま
)
にまわし、
御蔵米
(
おくらまい
)
と称して自分年貢の米を江戸へ
回漕
(
かいそう
)
している、これはたしかな事実だが、これらについても、江戸の重職の意見が聞いておきたいと思う
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
これも昭和八年の津浪の時のこと、津浪の数日前に、宮城県
気仙沼
(
けせんぬま
)
湾の一景島の沿岸、干潮時の水深五寸位の泥海に、体長十二センチくらいのマイワシの泳いでいるのが発見された。
地震なまず
(新字新仮名)
/
武者金吉
(著)
▼ もっと見る
ヅクヅク 陸前
気仙沼
(
けせんぬま
)
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“気仙沼(気仙沼市)”の解説
気仙沼市(けせんぬまし)は、宮城県の北東端に位置する市。太平洋沿岸にあり、三陸海岸の一部をなす。
(出典:Wikipedia)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
仙
常用漢字
中学
部首:⼈
5画
沼
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
“気仙”で始まる語句
気仙