“気仙沼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けせんぬま85.7%
ケセンヌマ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
倉持は空腹を感じていたので、料理と酒を註文ちゅうもんし、今母のいた部屋で、気仙沼けせんぬま烏賊いかの刺身でみはじめ、銀子も怏々くさくさするので呑んだ。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
たとえば東北では仙台・気仙沼けせんぬまなど、西では近江おうみ彦根ひこねでも、また京や大阪のちっとも鼹鼠などはいない大都市でも、やはり小児が町中を押しあるいて
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
この県には三陸の漁場をひかえて、塩竈、石巻という二ツの市、気仙沼ケセンヌマ女川オナガワ渡波ワタノハなどという漁港がある。ほかに、金華山にちかく、牡鹿半島の尖端に鮎川という鯨専門の漁港がある。