“毛織”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けおり60.0%
けお40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然し實際のところ八十名はえてはゐなかつたのだけれど、皆は一樣に、見慣れない型の褐色かつしよく毛織けおりの服を着、長い和蘭風オランダふうの前掛をかけてゐた。丁度自習の時間であつた。
にぶき、幽鬱いううつ毛織けおり天幕てんと
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
ガチョウのせなかには、黄色いかわズボンをはき、みどりのチョッキを着て、白い毛織けおりの帽子ぼうしをかぶったチビさんがのっていました。
老人のなさけはそれだけではなかった。かれはわたしに水色ビロードの上着と、毛織けおりのズボンと、フェルトぼうしまで買ってくれた。かれのやくそくしただけの品はのこらずそろった。