毛織けお)” の例文
ガチョウのせなかには、黄色いかわズボンをはき、みどりのチョッキを着て、白い毛織けおりの帽子ぼうしをかぶったチビさんがのっていました。
老人のなさけはそれだけではなかった。かれはわたしに水色ビロードの上着と、毛織けおりのズボンと、フェルトぼうしまで買ってくれた。かれのやくそくしただけの品はのこらずそろった。
下を見おろしますと、とても大きな毛織けおりのじゅうたんがひろがっているようでした。そのじゅうたんはみどりと赤とに織りだされていて、いろいろな形をしています。
もっともそのビロードは油じみていたし、毛織けおりのズボンはかなりやぶれていた。それにフェルトぼうしのフェルトもしたたか雨によごれて、もとの色がなんであったかわからないくらいであった。