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残酒
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のこりざけ
ふりがな文庫
“
残酒
(
のこりざけ
)” の例文
真澄
(
ますみ
)
はその晩も台所へ往って、
酒宴
(
さかもり
)
の後しまつをしている
婢
(
じょちゅう
)
から、二本の
残酒
(
のこりざけ
)
と一皿の
肴
(
さかな
)
をもらって来て飲んでいた。
岐阜提灯
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
祭や祝宴の翌日を
瓶底飲
(
かめぞこの
)
み、または
残酒
(
のこりざけ
)
などと称して、女までが集まって飲食したのは、つまりはその酒が、時に入用なだけしか造られなかった証拠である。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
北国一帯ではまた是を
残酒
(
のこりざけ
)
とも呼んでいた。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
残
常用漢字
小4
部首:⽍
10画
酒
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
“残”で始まる語句
残
残酷
残念
残骸
残余
残虐
残忍
残滓
残喘
残燈