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死金
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しにがね
ふりがな文庫
“
死金
(
しにがね
)” の例文
「あんな女と一緒に暮している者に金をやっても
死金
(
しにがね
)
同然や、結局女に欺されて
奪
(
と
)
られてしまうが落ちや、ほしければ女と別れろ」
夫婦善哉
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
呆れるとも呆れねえともいいようのねえ野郎で、其の上ヌク/\と此処へ来やアがって、
只
(
たっ
)
た一人の此の
己
(
おれ
)
の
死金
(
しにがね
)
まで
貪
(
むさぼ
)
り取りに能く来やアがった、うぬ
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
明盲目共
(
あきめくらども
)
にも程がある。この御代泰平に軍用金を貯蔵することからしてが、
死金
(
しにがね
)
を護るも同然の愚かな
業
(
わざ
)
じゃ。
旗本退屈男:09 第九話 江戸に帰った退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
“死”で始まる語句
死
死骸
死人
死屍
死際
死霊
死去
死亡
死様
死別