“死有”の読み方と例文
読み方割合
しう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ないし、報分はじめて起こるを、名づけて生有しょううとなし、命報みょうほう終謝するを、名づけて死有しうとなし、生後死前を名づけて、本有ほんうとなす。死および中に対するがゆえに、説いてほんとなす。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
『倶舎論』に曰く、「死有しうののち、生有しょううさきにありて、二者の中間ちゅうげんに、五蘊ごうんの起こるあり。生処しょうしょに至らんがためのゆえに、このしんを起こす。二しゅの中間なるがゆえに、中有ちゅううと名づく」
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)