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歩衝
ふりがな文庫
“歩衝”の読み方と例文
読み方
割合
ついたて
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついたて
(逆引き)
野呂松人形は、そうある事を否定する如く、木彫の白い顔を、金の
歩衝
(
ついたて
)
の上で、動かしているのである。
野呂松人形
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
舞台と云うのは、高さ三尺ばかり、幅二間ばかりの
金箔
(
きんぱく
)
を押した
歩衝
(
ついたて
)
である。Kの説によると、これを「
手摺
(
てす
)
り」と称するので、いつでも取壊せるように出来ていると云う。
野呂松人形
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その左右へは、新しい
三色緞子
(
さんしょくどんす
)
の
几帳
(
きちょう
)
が下っている。
後
(
うしろ
)
は、
金屏風
(
きんびょうぶ
)
をたてまわしたものらしい。うす暗い中に、その
歩衝
(
ついたて
)
と屏風との金が
一重
(
ひとえ
)
、
燻
(
いぶ
)
しをかけたように、重々しく夕闇を破っている。
野呂松人形
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
歩衝(ついたて)の例文をもっと
(1作品)
見る
歩
常用漢字
小2
部首:⽌
8画
衝
常用漢字
中学
部首:⾏
15画
“歩”で始まる語句
歩
歩行
歩調
歩哨
歩廊
歩々
歩合
歩兵
歩板
歩武