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歩廊
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プラツトフオーム
ふりがな文庫
“
歩廊
(
プラツトフオーム
)” の例文
澤山な人の群がる
歩廊
(
プラツトフオーム
)
に立つても、三田は田原と蟒を心待に待つた。ほんとに自分を知つてゐるのは、廣い世の中に此の二人きりのやうな氣がした。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
そして思はず涙の浮びかゝつた私の眼から、ぼんやり明け近い
暈
(
かさ
)
をかぶつた燈火と、蝙蝠のやうに驛員たちの立つてゐる
歩廊
(
プラツトフオーム
)
が、見る/\中に
後退
(
あとずさ
)
つて行つた。
受験生の手記
(旧字旧仮名)
/
久米正雄
(著)
汽車は程なくスツツトガルトに着いて、皆はどやどやと
歩廊
(
プラツトフオーム
)
へおりた。
件
(
くだん
)
の独逸人夫婦は手荷物を受取りに出かけて往つたので、有島氏は娘と差向ひに取残される事となつた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
チエエスは
歩廊
(
プラツトフオーム
)
に立つたまゝ、いつまでもその方に気を取られてゐた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“歩廊”の意味
《名詞》
歩廊(ほろう)
床が土や敷瓦の廊下。回廊。
プラットホーム。
(出典:Wiktionary)
歩
常用漢字
小2
部首:⽌
8画
廊
常用漢字
中学
部首:⼴
12画
“歩”で始まる語句
歩
歩行
歩調
歩哨
歩々
歩合
歩兵
歩武
歩板
歩行出