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此所等
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ここら
ふりがな文庫
“
此所等
(
ここら
)” の例文
此所等
(
ここら
)
あたりは
場末
(
ばずゑ
)
の土地とて
厠
(
かはや
)
を
借
(
から
)
んと思へども茶屋さへ無に
困
(
こう
)
じたる長三郎の
容子
(
ようす
)
を見て和吉は側の
裏
(
うら
)
へ入り
其所此所
(
そこここ
)
見れば
汚
(
きたな
)
げなる
惣雪隱
(
そうせついん
)
ありたれば斯と
告
(
つぐ
)
るに喜びて其所へ
這入
(
はひり
)
て用を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
宿料も
廉
(
れん
)
、その割には
坐舗
(
ざしき
)
も清潔、下宿をするなら、まず
此所等
(
ここら
)
と定めなければならぬ……となると文三急に考え出した。「いずれ考えてから、またそのうちに……」言葉を濁してその
家
(
うち
)
を出た。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
此
漢検準1級
部首:⽌
6画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
等
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
“此所”で始まる語句
此所
此所迄
此所彼所