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樹液
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じゅえき
ふりがな文庫
“
樹液
(
じゅえき
)” の例文
楊
(
やなぎ
)
の木の中でも
樺
(
かば
)
の木でも、またかれくさの
地下茎
(
ちかけい
)
でも、月光いろの
甘
(
あま
)
い
樹液
(
じゅえき
)
がちらちらゆれだし
イーハトーボ農学校の春
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
五郎は今流木の傍に投げ捨てたサイダー瓶を拾い、ついでに流木の枝を折り取ろうとしたが、
樹液
(
じゅえき
)
をうしなった枝はしなうばかりで、幹から離れようとしない。そこらを捜して、細長い石を拾う。
幻化
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
そこでめくらぶどうの青じろい
樹液
(
じゅえき
)
は、はげしくはげしく
波
(
なみ
)
うちました。
めくらぶどうと虹
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
楊
(
やなぎ
)
の木でも
樺
(
かば
)
の木でも、
燐光
(
りんこう
)
の
樹液
(
じゅえき
)
がいっぱい
脈
(
みゃく
)
をうっています。
イーハトーボ農学校の春
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“樹液”の意味
《名詞》
樹液(じゅえき)
樹木中に含まれる液状のもの。
樹皮の傷などから分泌される液状のもの。
(出典:Wiktionary)
“樹液(植物生体液)”の解説
植物生体液(しょくぶつせいたいえき、en: Sap)とは、植物の体液である。樹木の場合は、樹液と呼ばれる。
道管に流れる導管液(道管液)、篩管に流れる篩管液、乳管に流れる乳液、に流れる樹脂などがある。搾り取ったり、自然に植物から出た液体を汁液という。
(出典:Wikipedia)
樹
常用漢字
小6
部首:⽊
16画
液
常用漢字
小5
部首:⽔
11画
“樹”で始まる語句
樹
樹立
樹蔭
樹木
樹々
樹脂
樹間
樹下
樹林
樹陰