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槍傷
ふりがな文庫
“槍傷”の読み方と例文
読み方
割合
やりきず
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やりきず
(逆引き)
卜斎
(
ぼくさい
)
にいわれたまま、押入れから
蒲団
(
ふとん
)
をだして、そのうえに身を横たえながら、
膝
(
ひざ
)
の
槍傷
(
やりきず
)
を
布
(
ぬの
)
でまきつけていると、また、すぐ下の
土間
(
どま
)
であらあらしい声が起りはじめた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
槍傷
(
やりきず
)
でもなく、刀傷でもなく、俗にのど笛と称されている首筋の急所を大きくぐさりとえぐりとられて、さながらその傷口はざくろの実を思わするようなむごたらしさでした。
右門捕物帖:24 のろいのわら人形
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
アウステルリッツでは右の腕に
弾
(
たま
)
を受け、イエナでは左の腰にやはり弾を受け、フリートラントでは銃剣の傷を受け、それに……モスコヴァでは全身に七、八個所の
槍傷
(
やりきず
)
を受け
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
槍傷(やりきず)の例文をもっと
(3作品)
見る
槍
漢検準1級
部首:⽊
14画
傷
常用漢字
小6
部首:⼈
13画
“槍”で始まる語句
槍
槍尖
槍騎兵
槍玉
槍襖
槍先
槍術
槍持
槍組
槍馬士
“槍傷”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
佐々木味津三
吉川英治