“榛貞臣”の読み方と例文
読み方割合
はしばみさだおみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神職 これは、はや、恐れながら、御声おんこえ、み言葉とも覚えませぬ。不肖榛貞臣はしばみさだおみいたずらに身すぎ、口すぎ、世の活計に、神職は相勤めませぬ。
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
神職 御神おんかみ、かけまくもかしこき、あやしき御神、このまま生命いのちを召さりょうままよ、遊ばされました事すべて、正しき道でござりましょうか——榛貞臣はしばみさだおみひらに、平に。……押して伺いたてまつる。
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
名 白寮権現はくりょうごんげん媛神ひめがみ。(はたち余に見ゆ)神職。(榛貞臣はしばみさだおみ修験しゅげんの出)禰宜ねぎ。(布気田ふげた五郎次)老いたる禰宜。雑役の仕丁しちょう。(棚村たなむら久内)二十五座の太鼓の男。〆太鼓しめだいこの男。笛の男。おかめの面の男。
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)