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楫
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かい
ふりがな文庫
“
楫
(
かい
)” の例文
と挨拶してから朝飯を済まし、亭主から
楫
(
かい
)
を一本買受けて、小刀で
削
(
けず
)
り始めた。が、朝寝をしている間に、可成り小次郎への対策を考えていたらしい。
巌流島
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
孕ませて行く。それが文芸懇話会の使命でありたい。
楫
(
かい
)
をとるもの、艪を操るものには元より個々の力の働きがあるであろう。しかし進み行くべき針路は定っている
今日の文学の展望
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
独りで
曳
(
えい
)
やッと引き卸し、朝風の冷々するにも構わず
楫
(
かい
)
を両手に取って堀の中を漕ぎ廻した、其のうち凡そ一時間の余も経ったであろうか、身体は汗肌と為って気も爽やかに
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
楫
漢検1級
部首:⽊
13画
“楫”を含む語句
楫取
楫棒
舟楫
楫子
楫取魚彦
楫枕
楫柄
櫓楫
楫音
艪楫
船楫
矢島楫子刀自
矢島楫子
真楫
眞楫
汪楫
水夫楫主
李之楫
楫棹
楫屋
...