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梨畑
ふりがな文庫
“梨畑”の読み方と例文
読み方
割合
なしばたけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なしばたけ
(逆引き)
水っぽい月が、邸のまわりの
樫
(
かし
)
の
梢
(
こずえ
)
にあった、後ろの山も、前の山も白い霧につつまれ、
梨畑
(
なしばたけ
)
の花から甘い香がただよってくる。
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ところがこの櫓は馬賊の来襲に備えるために、
梨畑
(
なしばたけ
)
の主人が、わざわざ家の
四隅
(
よすみ
)
に打ち建てたのだと聞いて、半分は驚いたが、半分はおかしかった。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
梨畑
(
なしばたけ
)
やぶどう畑の見られる仙台郊外を
土樋
(
どひ
)
というほうまで歩き回ったり、あるいは
阿武隈川
(
あぶくまがわ
)
の流れるところまで行ってみたりしたような、そんな静かな心は持てなかったのです。
力餅
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
梨畑(なしばたけ)の例文をもっと
(4作品)
見る
梨
常用漢字
小4
部首:⽊
11画
畑
常用漢字
小3
部首:⽥
9画
“梨”で始まる語句
梨
梨子
梨地
梨花
梨子地
梨園
梨本
梨丸
梨倶
梨壺
“梨畑”のふりがなが多い著者
島崎藤村
夏目漱石
吉川英治