湯が出ないうちにもう佐佐木信綱博士から“梛の湯”と名づけられたと宮司がいう。宝物類なども展示されたが、ここも古く火災にあっているので多くは伝写である。
“梛(ナギ)”の解説
ナギ(梛、学名: Nageia nagi)は、裸子植物のマキ科ナギ属に分類される常緑高木の1種である。マキ属に分類されることも多かったが (Podocarpus nagi)、葉の形態や分子系統学的研究から別属とされるようになった。針葉樹の仲間であるが、葉は幅広く被子植物のように見える(図1)。種子は鱗片が発達した套皮で包まれて核果状になる。本州南部から台湾、中国南部に分布し、また世界各地の暖地で植栽されている。日本ではしばしば神社に植栽され、特に熊野権現との関わりが深い。「ナギ」の名は、葉がコナギ(古名はナギ)の葉に似ていることに由来するとされる。
(出典:Wikipedia)
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