“神梛木”の読み方と例文
読み方割合
かなぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかし津軽の国、神梛木かなぎ村に鍬形惣助くわがたそうすけという庄屋がいた。四十九歳で、はじめて一子を得た。男の子であった。太郎と名づけた。生れるとすぐ大きいあくびをした。
ロマネスク (新字新仮名) / 太宰治(著)