“梁家”の読み方と例文
読み方割合
りょうけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
開封かいほう東京とうけいの大臣邸では、さい大臣の誕生日となっても、梁家りょうけから祝賀品は、ついにその日になっても届かない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
黄泥岡こうでいこうに出没したと聞く七人の棗商人なつめあきゅうど、一人の酒売り、また梁家りょうけの裏切り者、青面獣楊志ようし。それらの悪徒を、一人のこらず、十日以内に、からって、東京とうけい押送おうそうせいとの厳達でおざるぞ
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「まあまあ」と、なだめ役に立ったのは、梁家りょうけの執事のしゃであった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)