“根仕事”の読み方と例文
読み方割合
こんしごと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時計一つやすりで刻み出すのに人間の力を二年かけなければならぬとは、何んといふ馬鹿々々しくも氣の遠くなる根仕事こんしごとでせう。
もう自分は次なる根仕事こんしごとにひとりコツコツいそしむという仕事ぶりを取っているから、当座の人は、与八の仕事の忠実なることは感得するけれども
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)