“校正”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かうせい50.0%
こうせい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前刻さつきすがさんにつたときわたしをりしもあかインキで校正かうせいをしてたが、組版くみはん一面いちめん何行なんぎやうかに、ヴエスビヤス、噴火山ふんくわざん文宇もんじがあつた。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
角谷は十三四の年地方から出京して、其主人は親類筋しんるいすじに当る某書店に奉公した。美的百姓が「寄生木やどりぎ」を出す時、角谷はその校正こうせいを持って銀座と粕谷の間を自転車で数十回往復した。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)