“柔肌（やははだ）” の例文
垂飾（たれかざり）をつけた日傘（ひがさ）、花楸樹（はなかまど）よ、ジタナ少女（をとめ）の頸（くび）にある珊瑚玉（さんごだま）、その頸飾（くびかざり）と柔肌（やははだ）を巫山戲（ふざけ）た雀が來て啄（つゝ）く。
牧羊神 (旧字旧仮名) ／ 上田敏(著)
をみなの白き柔肌（やははだ）の
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) ／ 薄田泣菫(著)
柔肌（やははだ）凍（こほ）る地の下の
花守 (旧字旧仮名) ／ 横瀬夜雨(著)
柔肌（やははだ）のしろき心に
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) ／ 薄田泣菫(著)
君柔肌（やははだ）に粟立たば
花守 (旧字旧仮名) ／ 横瀬夜雨(著)