柔和やはらか)” の例文
ふく物事ものごと柔和やはらかにして名にし負ふ大和詞なればひとあいありて朋輩ほうばいの中もむつましく怜悧れいりゆゑわづかの中に廓言葉さとことばそと八文字の踏樣迄ふみやうまでも覺えしかば松葉屋の喜悦よろこび大方ならず近き中に突出つきだしにせんとて名を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
承毛うけげは白く柔和やはらかに谷のおと飛ぶときも
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)