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果亭
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くわてい
ふりがな文庫
“
果亭
(
くわてい
)” の例文
三円で
果亭
(
くわてい
)
の
山水
(
さんすゐ
)
を買つて来て、書斎の
床
(
とこ
)
に掛けて置いたら、遊びに来た男が皆その前へ立つて見ちや「
贋物
(
がんぶつ
)
ぢやないか」と軽蔑した。
鑑定
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そこで
翻
(
ひるがへ
)
つて三円の
果亭
(
くわてい
)
を見ると、断じて果亭だと言明する事が出来ないにしても、同様に又断じて果亭でないとも言明する事の出来ないものである。
鑑定
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
無名の天才に敬意を払ふ
所以
(
ゆゑん
)
だと心得てゐるんだから、「僕は
果亭
(
くわてい
)
だから
懸
(
か
)
けて置くのぢやない。
画
(
ゑ
)
の出来が
好
(
い
)
いから懸けて置くのだ」と号して、更に
辟易
(
へきえき
)
しなかつた。
鑑定
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
果
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
亭
常用漢字
中学
部首:⼇
9画
“果”で始まる語句
果
果敢
果物
果実
果然
果報
果實
果物屋
果樹園
果合