“松千代”の読み方と例文
読み方割合
まつちよ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あくる朝、やれ松千代まつちよ昨日きのうのことはといふ時、日本のかなしみは皆ぢいのかなしみやといへり。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ご嫡子に代えてそれがしの一子松千代まつちよ、まだ当年十歳ですが、あれを人質に送りましょう。松千代を以て、ご用に代えますれば、決してこの儀に就いては、ご心痛にはあたりません
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)