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来馴
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きな
ふりがな文庫
“
来馴
(
きな
)” の例文
旧字:
來馴
春の
色香
(
いろか
)
に
出
(
い
)
でたるは
憐
(
あはれ
)
むべく、
打霞
(
うちかす
)
める空に
来馴
(
きな
)
るる
鵯
(
ひよ
)
のいとどしく
鳴頻
(
なきしき
)
りて、午後二時を過ぎぬる院内の
寂々
(
せきせき
)
たるに、たまたま響くは患者の廊下を
緩
(
ゆる
)
う行くなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
来馴
(
きな
)
れた
家
(
うち
)
で戸惑いもせず、暗がりの座敷を一間、壁際を抜けると、次が玄関。
第二菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
馴
漢検準1級
部首:⾺
13画
“来”で始まる語句
来
来年
来迎
来世
来客
来賓
来春
来合
来給
来訪