“村娘”の読み方と例文
読み方割合
そんじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
村々の道ばた、野や田のほとりにも、彼らは土に坐って、孔明の四輪車へ拝をなした。村娘そんじょうは兵のためにきびの甘水を汲み、おうなよもぎの餅を作って将に献じた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
はや何となく、部落も郊外のさまを思わせ、道に見る村娘そんじょうの姿やらわらべの群れも、人里くさい賑わいが濃くなっていたが、やがて、村の用水川らしい石橋の附近まで来ると
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
接待は土地の壮者わかもの村娘そんじょうたちである。史進は、上座に三名をすえて
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)