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杉戸
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すぎと
ふりがな文庫
“
杉戸
(
すぎと
)” の例文
園田家の
杉戸
(
すぎと
)
の豹が、ぬけだしたのも、毛がわが生きた豹になって、動きだしたのも、みんな、きみのしわざだった。
黄金豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
さて手を取つて、其のまゝなやし/\、お表出入口の方へ、廊下の正面を右に取つて、
一曲
(
ひとまが
)
り曲つて出ると、
杉戸
(
すぎと
)
が
開
(
あ
)
いて居て、
畳
(
たたみ
)
の真中に
火桶
(
ひおけ
)
がある。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
伊那丸と
園部一学
(
そのべいちがく
)
がそこに
対座
(
たいざ
)
したとき、
杉戸
(
すぎと
)
のそとには、
木隠龍太郎
(
こがくれりゅうたろう
)
や
蔦之助
(
つたのすけ
)
や
小文治
(
こぶんじ
)
などが、大刀をつかんで、よそながら
主君
(
しゅくん
)
の身を
守
(
まも
)
っている
気
(
け
)
ぶりであった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
足弱を連れて、道ははかどりはしないが、ひと晩とまった翌日は、粕壁から一里で二つや、
杉戸
(
すぎと
)
。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
途端に、
杉戸
(
すぎと
)
を蹴って駈け寄った天堂一角。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
杉
常用漢字
中学
部首:⽊
7画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
“杉戸”で始まる語句
杉戸屋
杉戸口