“朱銅”の読み方と例文
読み方割合
しゅどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
津田はそれに全く無頓着むとんじゃくであると云った風に、何か考えながら、二人の間に置かれた長火鉢ながひばちふちに右のひじたせて、その中に掛けてある鉄瓶てつびんふたを眺めた。朱銅しゅどうの葢の下では湯のたぎる音が高くした。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)