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本音
ふりがな文庫
“本音”の読み方と例文
読み方
割合
ほんね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほんね
(逆引き)
あんたのやうに云つてしまへば、人間の
本音
(
ほんね
)
は永久にわからないんです。覘ひを定めて物を云ふばかりが能ぢやありませんよ。
ママ先生とその夫
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
津田が小林に
本音
(
ほんね
)
を吹かせようとするところには、ある特別の意味があった。彼はお延の性質をその著るしい断面においてよく承知していた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ことばには立派に言って別れたものの、それは神ならぬ人間の
本音
(
ほんね
)
ではない。余儀ない事情に迫られ、無理に言わせられた表面の
口
(
くち
)
の
端
(
は
)
に過ぎないのだ。
春の潮
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
本音(ほんね)の例文をもっと
(23作品)
見る
“本音”の意味
《名詞》
本来の音色。
表向きあらわにしていない本心。また、その言葉。
(出典:Wiktionary)
“本音(本音と建前)”の解説
本音と建前(ほんねとたてまえ)は、何かしらに対する人の感情と態度との違いを示す言葉。しばしば日本人論に見出される言葉でもある。
(出典:Wikipedia)
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
“本”で始まる語句
本
本所
本郷
本当
本意
本望
本性
本當
本文
本町
“本音”のふりがなが多い著者
倉田百三
泉鏡太郎
吉川英治
内藤湖南
夏目漱石
佐々木邦
伊藤左千夫
国木田独歩
徳田秋声
久生十蘭