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木簡
ふりがな文庫
“木簡”の読み方と例文
読み方
割合
もっかん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっかん
(逆引き)
前月、書物を収めてある石橋が火を発して、その
木簡
(
もっかん
)
を焼いてしまった。かれは書物を石の下に置いたのである。かれは
悵然
(
ちょうぜん
)
としてまた言った。
中国怪奇小説集:07 白猿伝・其他(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
掘り出される紙片とか
木簡
(
もっかん
)
とかに残されている文字が、スタインにはおぼろげながら、大体読めた。
『西遊記』の夢
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
白い衣の上にやはり白い
羅
(
うすもの
)
の
衣被
(
うわぎ
)
を著て、古文字のような物を書いた
木簡
(
もっかん
)
を読んだ、読み終るとそれを石の下に置いて、今度は剣を舞わして身を躍らしたが、
恰
(
あたか
)
も電光のようであった
美女を盗む鬼神
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
木簡(もっかん)の例文をもっと
(3作品)
見る
“木簡”の意味
《名詞》
木簡(もっかん)
細長い木の板で、その上に文を書いて用いるもの。古代の中国・朝鮮・日本で用いた。材料が竹なら竹簡という。
(出典:Wiktionary)
“木簡”の解説
木簡(もっかん)とは、主に古代の東アジアで墨で文字を書くために使われた、短冊状の細長い木の板である。紙の普及により廃れたが、完全に存在を消したわけではなく、荷札などには長く用いられた。竹片に書かれた竹簡と木簡を合わせて、簡牘と呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
簡
常用漢字
小6
部首:⽵
18画
“木”で始まる語句
木
木立
木綿
木偶
木枯
木乃伊
木蔭
木履
木精
木樵
“木簡”のふりがなが多い著者
岡本綺堂
中谷宇吉郎
田中貢太郎