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木杭
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ぼっくい
ふりがな文庫
“
木杭
(
ぼっくい
)” の例文
ここが伐採本部で、石川組作業場という白ペンキ塗りの
木杭
(
ぼっくい
)
が立っている。トラックの来往はげしく、活気が溢れている。
現代忍術伝
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
またそこここに寺院の大屋根が五つも見えるが、……庶民どもの住宅街はまるでひどい、乞食部落というより焼け
木杭
(
ぼっくい
)
と
繩蓆
(
なわむしろ
)
をつくねた感じである。
三悪人物語:忍術千一夜 第二話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「伊勢守様も、もう都の空だよ。大胡城は去年、上杉勢に攻め落されて、石垣と
焼
(
や
)
け
木杭
(
ぼっくい
)
しか残っていない。そこに今あるのは、上杉家の
侍衆
(
さむらいしゅう
)
のお陣屋さ」
剣の四君子:03 林崎甚助
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
焼け
木杭
(
ぼっくい
)
見たいになっているかも知れない……そう思うと情けないやら、
懐
(
なつ
)
かしいやら、またそれがいかにも無残で、惜しいやら、私はただもうふらふらとその現場へ飛んで行きたくなりました。
幕末維新懐古談:33 蠑螺堂百観音の成り行き
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
杭
漢検準1級
部首:⽊
8画
“木”で始まる語句
木
木立
木綿
木偶
木枯
木乃伊
木蔭
木履
木精
木樵