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木曾駒
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きそごま
ふりがな文庫
“
木曾駒
(
きそごま
)” の例文
新字:
木曽駒
聞いてみれば、博労はひいている馬に高瀬の薬を添え、それを
木曾駒
(
きそごま
)
の証拠として、ほかの買い手へ売り渡す時に用いるとか。
力餅
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
木曾駒
(
きそごま
)
か、
奥州駒
(
おうしゅうごま
)
か、あるいは九州の産のものか、どうも見当が附かない。
幕末維新懐古談:68 楠公銅像の事
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
街道には、
毛付
(
けづ
)
け(木曾福島に立つ馬市)から帰って来る百姓、
木曾駒
(
きそごま
)
をひき連れた
博労
(
ばくろう
)
なぞが
笠
(
かさ
)
と
合羽
(
かっぱ
)
で、本陣の門前を通り過ぎつつある。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
木曾は馬の産地で、馬を飼わない百姓はなかったくらいですから、福島に
市
(
いち
)
の立った時は近在のものが
木曾駒
(
きそごま
)
を持ち寄ります。それを買いに諸国から
博労
(
ばくろう
)
が入りこんできます。町もにぎわいの時です。
力餅
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
曾
部首:⽈
12画
駒
常用漢字
中学
部首:⾺
15画
“木曾”で始まる語句
木曾
木曾路
木曾川
木曾街道
木曾谷
木曾福島
木曾義仲
木曾馬
木曾風
木曾殿