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木下
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こした
ふりがな文庫
“
木下
(
こした
)” の例文
その白樺は、ここからは一部が見えるだけで、
木下
(
こした
)
から仰いで見た感じとは遠いものであった。
烏帽子岳の頂上
(新字新仮名)
/
窪田空穂
(著)
林中には
樅
(
もみ
)
が生ひ茂つて、その
木下
(
こした
)
には
茸
(
きのこ
)
の群生した所もあつた。そこを通抜けると、
紅葉
(
もみぢ
)
して黄色く明るくなつた林を透して深い
谿間
(
たにま
)
が見える、その谿間をイーサルの川が流れてゐるのである。
イーサル川
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
三井寺や葉わか
楓
(
かへで
)
の
木下
(
こした
)
みち石も啼くべき青あらしかな
恋衣
(新字旧仮名)
/
山川登美子
、
増田雅子
、
与謝野晶子
(著)
木下
(
こした
)
の風はなかを無心に吹きめぐる……
展望
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
谷ぞこはひえびえとして
木下
(
こした
)
やみわが
口笛
(
くちぶえ
)
のこだまするなり
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“木下”で始まる語句
木下闇
木下杢太郎
木下蔭
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木下川
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木下弥助
木下勘解由