“木下道”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こしたみち50.0%
このしたみち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木下道こしたみち夕日さし入り流れたり亂れ立つ蝶の何に驚く
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
木下道こしたみち夕日さし入り流れたり乱れ立つ蝶の何に驚く
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
みちは林の間に入りて、この国の夏の日はまだ高かるべき頃なるに、木下道このしたみちほの暗うなりぬ。
うたかたの記 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
その夕方、京子は下の温泉村に用事があって外出したが、その帰り道、たそがれ時のほの暗い木下道このしたみちで、新一の姿を見た。新一は何かに憑かれたように道もない茂みの中へ突き進んで行った。
偉大なる夢 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)