“朝商売”の読み方と例文
読み方割合
あさあきない100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝商売あさあきないの帰りがけ、荷も天秤棒も、腰とともに大胯おおまたに振って来た三人づれが、蘆の横川にかかったその橋で、私の提げたざるたかって、口々にわめいてはやした。そのあるものは霜こしを指でつついた。
小春の狐 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)