トップ
>
月代
>
つきしろ
ふりがな文庫
“
月代
(
つきしろ
)” の例文
追撃の
小競合
(
こぜりあ
)
いはそこにもここにもあった。そのうちに放火もすこし下火になって、二十日の夜の五つ時の空には地上を照らす
月代
(
つきしろ
)
とてもない。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
まだ
月代
(
つきしろ
)
もしない
御竹倉
(
おたけぐら
)
の空をじっと眺めていましたが、やがてその眼を私の顔に据えると、低いながらも力のある声で、『どうもしない。一週間ばかり前に離縁をした。』
開化の良人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
今宵
(
こよひ
)
さしぐむ
月代
(
つきしろ
)
のまみの
濕
(
うる
)
みに
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
しろがねの、
月代
(
つきしろ
)
の霜さゆる
隱沼
(
こもりぬ
)
は
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
月代
(
つきしろ
)
や煮仕舞たる馬の
菽
(
まめ
)
広房
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
▼ もっと見る
月代
(
つきしろ
)
の
花守
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
しろがねの、
月代
(
つきしろ
)
の霜さゆる
隠沼
(
こもりぬ
)
は
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
“月代(さかやき)”の解説
さかやき(月代)とは、江戸時代以前の日本にみられた成人男性の髪型において、前頭部から頭頂部にかけての、頭髪を剃りあげた(抜き上げた)部分を指す。さかやきを剃った髪型のことは、野郎頭や半髪頭と表現される。
(出典:Wikipedia)
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“月代”で始まる語句
月代際
月代毛
月代頭