最外さいがい)” の例文
ただ花の器官に大小広狭こうきょう、ならびに色彩しきさいの違いがあるばかりだ。すなわち最外さいがいの大きな三ぺん萼片がくへんで、次にあるせまき三片が花弁かべんである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
そしてこの区切りと最外さいがい外皮がいひのところまでの間が人のしょくする部分であるが、この部分は実は本当の果実(中心部をなせる)へ癒合ゆごうした付属物で
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
これは葉腋ようえきにある芽をようしているその鱗片りんぺん最外さいがいのものが大いに増大し、大いに強力となってついにトゲにまで進展発育したものにほかならなく
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)