トップ
>
書抜
ふりがな文庫
“書抜”の読み方と例文
読み方
割合
かきぬき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かきぬき
(逆引き)
歌舞伎座稽古は
後々
(
のちのち
)
まで三階運動場を使用するが例なり。稽古にかかる前破笠子より葉書にて作者部屋のものを呼集め
手分
(
てわけ
)
なして
書抜
(
かきぬき
)
をかく。
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
何の本が見たいといいますと、すぐに本屋を探して買って来てくれますし、何が分らぬといいますと、すぐに図書館で調べて、
書抜
(
かきぬき
)
を送ってくれました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
しかし実際をいうと私も憶病なので、
丁度
(
ちょうど
)
前月の三十日の晩です、十時頃『四谷』のお岩様の役の
書抜
(
かきぬき
)
を読みながら、弟子や
家内
(
かない
)
などと
一所
(
いっしょ
)
に座敷に居ますと、時々に
頭上
(
あたまのうえ
)
の電気がポウと消える。
薄どろどろ
(新字新仮名)
/
尾上梅幸
(著)
書抜(かきぬき)の例文をもっと
(3作品)
見る
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“書”で始まる語句
書
書物
書肆
書籍
書翰
書付
書生
書棚
書割
書斎
検索の候補
抜書
“書抜”のふりがなが多い著者
尾上梅幸
小金井喜美子
永井荷風