“抜書”の読み方と例文
読み方割合
ぬきがき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いま読み聞かせたのは、日本一州未来記というものの抜書ぬきがきの一節なのだ。——その未来記一巻は、かしこくも、この御寺みてらてられた聖徳太子の書きおかれた秘封なのだが」
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それには乙羽の『欧山米水』から抜書ぬきがきされた文章が立派に載つてゐた。