書家しょか)” の例文
阿父おとっさん書家しょか樵石しょうせき先生だけに、土肥君も子供の時から手跡しゅせき見事に、よく学校の先生にめられるのと、阿父が使いふるしの払子ほっすの毛先をはさみ切った様な大文字筆を持って居たのを
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
「ああ、あれはここへみえる、書家しょかかたが、おきなされたのだ。」
山に雪光る (新字新仮名) / 小川未明(著)