“暑気”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あつさ58.3%
しょき33.3%
あつけ8.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“暑気”を含む作品のジャンル比率
技術・工学 > 金属工学・鉱山工学 > 採鉱 選鉱11.1%
社会科学 > 社会 > 社会病理8.3%
社会科学 > 政治 > 政治史・事情3.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
鴻巣こうのす上尾あげおあたりは、暑気あつさめるあまりの夢心地に過ぎて、熊谷という駅夫の声に驚き下りぬ。
知々夫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
暑気あつさは日一日ときびしくなつて来た。殊にも今年は雨が少なくて、田といふ田には水が充分でない。日中は家のうちでさへ九十度に上る。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
「何しろこの暑気しょき。それに、風の通さぬ張物の中。はっきりしたことは申しかねるが、まず、ざっと今から二刻ふたときから二刻半ふたときはんぐらいまでの間……」
「だ、だん。なにをとんでもねえこと仰っしゃって。あっしゃあ、ごらんの通り、この夏の暑気しょきあたりで、うんうん、高い熱で唸って寝ている始末じゃござんせんか」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
義助 (姿は見えないで)よしめ、また屋根へ上っとるんやな。こなにかんかん照っとるのに、暑気あつけするがなあ。
屋上の狂人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
義助 義太郎よしたろうを降してくれんか。こんなに暑い日に帽子も被らんで、暑気あつけがするがなあ。どこから屋根へ上るんやろ。この間いうた納屋なやのところは針金を張ったんやろな。
屋上の狂人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)