トップ
>
日置流
>
へきりゅう
ふりがな文庫
“
日置流
(
へきりゅう
)” の例文
また有村様の
横紙
(
よこがみ
)
破りな。万一お
怪我
(
けが
)
のある時には、この啓之助の
落度
(
おちど
)
として、殿より御
叱責
(
しっせき
)
をうけねばなりませぬ。どうぞ、今日はこの辺で、ひとつ
日置流
(
へきりゅう
)
のお
手際
(
てぎわ
)
を拝見いたしたいもので
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「あッ」と三人はそれを聞くとほとんど同時に叫びを上げたが、それは驚くのが
理
(
もっとも
)
である。掛け声、矢走り、
弦返
(
つるがえ
)
り、それが寸分の隙さえなく
日置流
(
へきりゅう
)
射法の神髄にピタリと
箝
(
は
)
まっているからである。
日置流系図
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
賛五郎の実兄の平田
文吾
(
ぶんご
)
は、現在でも熊本の国
許
(
もと
)
で細川家の弓道師範をしており、
禄高
(
ろくだか
)
四百石、
日置流
(
へきりゅう
)
の弓では九州でも
並
(
なら
)
ぶ者のない人だが、賛五郎はその兄をも
凌
(
しの
)
ぐ上手だといわれていた程だった。
死んだ千鳥
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その巻物こそ他ならぬ弓道
日置流
(
へきりゅう
)
の系図であった。
日置流系図
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“日置流”の解説
日置流(へきりゅう)とは、古流の逸見流を学んだ日置弾正政次(正次とも)が確立した、和弓の流派の一つである。日置弾正正次は室町時代(15世紀後半)の人といわれているが諸説あり、神仏の化身と称されたり、日置吉田流初代・吉田上野介重賢と同一人物であるとされたりするが、架空の人物との説が有力である。
(出典:Wikipedia)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
置
常用漢字
小4
部首:⽹
13画
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
“日置流”で始まる語句
日置流自慢